株式会社メンテック

紙の再生に取り組むコンサルティング・パートナー、株式会社メンテック。
再生紙の汚れ防止技術において、国内99%のシェアを誇り、高い技術が活用されています。
常にお客様の『悩み』を見つけ、解決する製品を生み出していきます。

メンバー紹介

メンバー紹介

人事インタビュー

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1. 御社の歴史について教えて下さい。
株式会社メンテックとしての活動は1984年からですが、前身のアメリカ製金属潤滑油「モラブ・アロイ」の販売会社として1967年にスタートしました。
当時、非常に高価であったアメリカ製の潤滑油を販売するために、創業者である関谷邦夫は『潤滑油をどう使えばお客様の問題を解決できるのか』に焦点をあて、会社を成長させてきました。メンテックの『モノではなくコトを売る』スタイルは創業当時から引き継がれています。
現代表取締役である関谷宏が入社したのは20世紀が終わりに近づく1998年でした。この頃、社会の環境意識の高まりを受けて、全国の製紙会社はリサイクル技術の高度化を目指していました。再生紙を製造する上で、全ての製紙会社様の悩みとなっているのが、原料となる古紙に付いた糊やインク等の「汚れ」です。当社はどうすれば「汚れ」を防止し、再生紙の生産性を上げられるのかという課題を解決すべく、潤滑油を 応用した全く新しいオリジナルの薬品と装置を生み出しました。現在は再生紙の汚れ 防止技術において、国内99%のシェアを誇ります。当社の技術は海外でも高い評価を 得ており、世界107社・55ヶ所の工場で使用されています。

当社は世界的な不景気の中でも、大震災の後の経済変動の中でも、常にお客様の『悩み』を見つけて課題を解決する製品を生み出し、安定的に成長してきた会社です。

2. 御社の技術が必要とされる理由と企業理念について教えて下さい。
日本人が一人当たり消費する紙の量は、年間220Kgにもなります。メンテックのお客様である製紙会社は、この需要を支えるため、毎日7万トン以上の紙を生産しています。当社の技術を使用すると再生紙の製造効率を向上させることができ、実際に生産量が10%増加し、2億円の利益増加になったお客様もいらっしゃいます。これが当社の技術が世界中の製紙会社から求められている理由です。

当社が最も得意とするのが、古紙を使った段ボール製造の生産性を向上させる技術。国内産の段ボールの99%に当社の技術が使われています。また、工場の生産性が向上することでエネルギー消費の抑制やCO2の削減等ができ、地球環境の保全にも繋がっています。

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当社の企業理念は『地球に優しい紙づくりのコンサルティング・パートナー』です。
お客様の問題をお聞きし、原因分析を行い、改善案を出し、お客様と一緒に商品の効果を見極めています。再生紙の製造効率を向上させ、リサイクル技術の発展を支えることは二酸化炭素排出量の抑制といった環境問題の改善への一助となっています。日本からアジア、そして世界へと当社の技術を広めていくことにより、『地球に優しい紙作りのコンサルティング・パートナー』として、お客様の課題解決を通じて循環型社会に貢献してきます。

3. 現在の事業内容を教えてください。
当社の事業内容は、再生紙の原料となる古紙に付着したインクや糊などの『汚れ』から製紙機械を守る薬品や装置、適用のノウハウをお客様にご提供することです。

以下3つが主な事業内容です。
■リサイクル抄紙(しょうし)【紙をすくこと】における汚れ防止技術の開発・コンサルティング
■ティッシュ製造における品質・生産性向上技術の開発・コンサルティング
■上記技術で使用する薬品および装置の開発・製造・販売

4. 御社の強みは何ですか?
当社の強みは『現場主義』・ 『問題解決型営業開発』であることです。
お客様への定期的な営業訪問は他メーカーも行っていることですが、生産に問題が生じた際はお客様の現場で原因を追究します。独自の商品とノウハウを駆使した提案を行い、その効果がお客様の利益につながるところまで責任を持って取り組むことは他メーカーには真似できません。
また、当社は意思決定のスピードも早く、商品の改良や開発までスピーディーに行っています。お客様への提案内容を決める際は営業チームリーダー、開発チームリーダー、営業担当、開発担当の4名が1回の会議で方向性を決めて薬品選定や開発を進めることが多いです。
当社のこれらの強みはお客様の問題を迅速にかつ高い技術力をもって解決するコンサルティング・パートナーとして世界からも評価されています。

5.御社で働く魅力を教えて下さい。
問題の原因調査からスタートして解決策を考え、提案し、成功した時にお客様と一緒に喜べることが魅力です。社内の仲間やお客様と一緒になって考えることが好きな方は特にやりがいを感じられて楽しい仕事だと思います。

6. 職場の雰囲気や働く環境(オフィス)について教えて下さい。

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株式会社メンテックの本社は東京の丸の内にあり、東京駅から徒歩3分ほどのところにあります。全国にあるお客様の工場にアクセスがしやすい立地になっています。
富士事業所は世界でも類を見ない製紙の町、静岡県富士市に構えています。
自然と調和するオフィスは、仕事の気分転換もしやすく、リラックスできる空間になっています。富士事業所は、2008年グッドデザイン賞も受賞しました!
また、プライベートなことになりますが、幼い子どもが体調不良になってしまった時は、自宅からでも重要な会議に出席できるようにWeb会議システム等を利用できます。臨機応変に対応してもらえる働きやすい職場です。

7.本社と富士事業所の組織はどのようになっていますか? また、どのような流れで仕事をしているのですか?

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本社には東日本チーム、西日本チーム、アジアチームがあり、担当するお客様のエリアで分かれています。 富士事業所には、薬品・装置の開発・改良を担当する開発チームと薬品の製造と品質保証を担当する製造・品質保証チームがあります。迅速に仕事が進められるようにテレビ会議等を活用しながら協働しています!

中国には明答克という現地法人があり、基本的には現地で採用した中国人の方が営業担当として製紙会社に訪問して仕事をしています。アジアに関してはフィリピンやインドネシア等、お客様が点在しているため、代理店に当社の技術やノウハウを教育して営業活動を行っています。海外においても国内同様コンサルティング・パートナーとしてコミュニケーションを図りながら、お客様の問題を解決していくことを重視しています。

8. どのように知識や技術を身につけるのでしょうか?また、新入社員の方は入社後どのような業務に携わっていますか?

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入社後は一ヶ月、社内研修を行い、製紙業界や紙の製造の流れ、薬品の基礎を学びます。その後、OJTで先輩社員とお客様を訪問します。わからないことがあっても先輩社員が教えてくれるので安心です。
入社半年後には基礎技術、入社2年後には実践技術を学べる研修に参加します。そこでは製紙機械の課題や問題の解決方法を学びます。 そのほかにも、論理的思考や経営戦略などのビジネススキルを学ぶ外部研修など、学習と成長の機会が多くあります。

また、半年に一度、チームリーダーとの面談があり、自分の課題の確認やこれから挑戦したいこと、会社への要望などを話すことができます。
充実した研修や成長できる機会を与えてもらえる社内体制によって、入社後に知識や技術を身につけられる会社です!

9. 新入社員に期待すること・将来どのような人材になってほしいですか?
相手の意見を受け入れ、自分の考えを伝えられるように素直な気持ちで仕事をしてもらいたいです。 そして、考えることを止めないでほしいです。最初はなかなか答えが見つけられないと思いますが、考え続けることがその後の成長に繋がります。
将来は後輩を教育し、後輩が成果を出せるように導く人材になってもらえたら本当に嬉しいです!

10.今後のビジョンについて教えて下さい。
国内事業では紙の原料であるパルプから水を絞る際のウェットパートと呼ばれる部分に使われる製品(とティッシュ製造に使われる製品)のシェアを広げていきたいです。まだまだ試行錯誤の繰り返しですが、良い人材を採用して社内体制を整えながら会社を成長させていきたいです。 また、海外事業では現在、中国と東南アジアに進出しています。今後は、オセアニア、アメリカ・カナダ、欧州へ進出し、より多くのお客様に当社の製品や技術をご提供し、リサイクル社会の発展と循環型社会の構築に貢献していきたいです。

先輩1 (薬品開発チーム)
遊佐 和之
2013年入社 自然科学研究科 基礎生命科学専攻卒

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1. 株式会社メンテックとの出会いや入社の動機を教えてください。
株式会社メンテックを知ったのは、就職の情報サイトでした。
その後、会社のホームページを確認したり、会社説明会で話を聞いたり、企業研究を進めるうちに事業内容に興味を持って選考に参加しました。入社の動機は、早期に内定が出たこと、事業内容に興味がわいたこと、給与や土日休み等、雇用条件について不満がなかったことです。

2. 現在の業務内容を教えてください。
紙を抄造する機械(抄紙機)に適用する汚れ防止剤の開発を行っています。
リサイクル紙は原料が古紙になるため、古紙由来のガムテープやインク等が汚れとして抄紙機に付着して製紙会社の生産性を低下させます。ですから薬品で抄紙機をコーティングして汚れを付着させないようにしています。私は開発を担当していませんが、洗剤のように汚れを落とす薬品もあるんですよ。

3. 一日の仕事の流れと商品化までの流れを教えてください。
社内勤務と社外勤務で1日の仕事の流れが変わります。一例ですがご紹介いたします。

●社内勤務の場合●
【7:30~8:30】出社、メールチェック
【8:30~8:35】ラジオ体操
【8:35~12:00】実験(試作品の開発、試作品の評価、評価方法の検討、汚れ分析など)
【12:00~13:00】昼休み(お弁当)
【13:00~14:00】打ち合わせ(顧客課題の共有、提案薬品の選定、工場テスト方法の検討など)
【14:00~17:00】実験(試作品の開発、試作品の評価、評価方法の検討、汚れ分析など)
【17:00~】データ整理、資料作成など(終わり次第退社)

●社外勤務(工場での薬品テスト)の場合●
【8:30~9:00】工場入場
【9:00~】薬品テスト開始、状況によって休憩を入れながら薬品効果を確認
【16:00~18:00】テスト終了
※出張は月4回程度。

【製品化の流れ】
○下記のサイクルをスピーディーに行う。
1. お客様の課題、現行薬品の課題などの整理・共有・薬品コンセプトの決定。(営業チーム、製造チーム等との打ち合わせ)
2. 汚れの分析、薬品試作、試作品の評価。(性能評価、安定性評価など)
3. 試作品の実験結果の共有。(営業チーム、製造チーム等との打ち合わせ)
  →打ち合わせでNGがでたら2に戻る。
4. お客様への改善策のご提案。(営業チームが中心に行う)
5.テスト方法の検討。(営業チームとの打ち合わせ)
6.お客様の工場でテストを行う。効果を確認。(営業・開発チームが立ち会う)
7.営業チームとテスト結果を共有する。
 →テストが成功した場合は、商品採用に向けて長期テスト、製造スケールアップ(製造チームと協働)、製品化後の安定性の確認(品証チームと協働)
 →テストが失敗した場合は、1~2に戻る。

4. 仕事のやりがいや嬉しかったエピソードを教えてください。
嬉しかったエピソードは、私が開発した薬品が採用されたことです。営業チームと1年以上をかけて作ったものだったので工場でのテストが成功した時は非常に嬉しかったことを覚えています。大変な仕事でしたが、営業チームと協力してやり遂げられたことで結束力が上がりました!

5. 仕事で大変だったことはありますか?どうやって乗り越えましたか?
工場でのテストや、薬品の試作が失敗し続けるとへこたれてきますし、大変だと感じます。ただ、簡単に乗り越えられる方法はないので、ありきたりですが、諦めずに考え続けること、学び続けること、試し続けることが成功する方法だと思っています。

6. この仕事で身に着けたスキルや成長した点を教えてください。
大きく成長したと感じるのは主体性や積極性です。当社では薬品開発業務以外の仕事を任される場合があります。この先輩社員の取材もそうですし、大きな会社では管理職クラスが担当するような安全衛生の委員会にも出席したり、若手のうちから海外に行って仕事をしたり、仕事でさまざまな経験をして自分が成長していると感じます。

7. 御社の社員として、必要な条件・素養はなんだと思いますか?
特殊な業界なので入社前の知識がなくても大丈夫ですが、ベースとなる主体性や積極性は必要だと思います。決められた期限までに薬品を開発するために、自分から積極的に仕事に取り組む必要があるからです。例えば、私の場合は営業の方が日報に書いた案件をチェックして早め早めに開発の段取りを考え、仕事がスムーズに進めるようにしています。

8. 将来の目標を教えてください。

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私が担当している汚れ防止剤は国内では95パーセント以上の大きなシェアをとっていますので、今後はどんどん海外のシェアを広げていきたいです!
現在進出している中国や韓国ですが、実は海賊版の薬品が多く、他社は価格を下げて販売しています。当社としては価格競争には乗らず、良い薬品をご提供し、効果の面でお客様に納得して購入いただきたいと考えていますので、海外でも使える他社に負けない薬品を開発していくことが私の目標です。会社の成長に合わせて自分も成長していきたいです。

9.就活生へのアドバイス
就職活動と学業を両立させるのは大変だと思います。就職活動開始時期の変更もあり、戸惑うことも多いと思います。しかし、今の状況を大変だと嘆いたり悩んだりせずに、とにかく現実と向き合ってチャレンジし続けて下さい。時には悩み、考えることも重要ですが、そればかりでは何も変わりません。悩んでも仕方がないことは割り切って、今できること、今やるべきことに挑み続けて下さい!みなさんが将来活躍できる企業、活躍したい企業と出会えることを願っています。

先輩2
村松 華奈(製造・品質保証チーム)
2014年入社 経済学部 ファイナンス学科卒

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1. 御社との出会いや入社の動機を教えてください
事務での就職を希望し、就職情報サイトでメンテックの求人を知って応募しました。面接での対応がとても優しく、話しやすい雰囲気を感じました。業種柄、もっと堅いのではないかというイメージを持っていましたが、選考に参加してみてきっと働きやすい会社だろう、そう思いました。
入社後も印象は変わらず、わからないことがあればすぐに上司に相談でき、常に周りの社員に相談しやすい雰囲気で、本当に働きやすい職場です。

2. 現在の業務内容は?
製品の在庫管理をはじめ、生産、受注、管理、総務会計など、業務は多岐にわたっています。
他にも社員の勤務管理や、営業からの依頼事項の対応なども仕事のひとつです。特に午前中はこれ、午後はこれ、という決まりはありませんので、緊急案件があるようなら優先的に対応し、その他のスケジュールを組み込みます。定時近くになると出荷管理を確認し、受注データの入力などを行い、技術者のアシスタント業務があれば、その対応をします。月初は会計業務が多くなりますね。

3. やりがいを感じることは何ですか?
事務はルーティンワークが多いんですが、意外と緊急に対応が求められる案件も多いので、その場で考え、どの順番で作業すれば一番効率が良いかを考えて行動しています。
一般的に言うと、事務は「やりがい」を見つけるのが難しい職種かもしれません。でも、想定外のことが起こったときに「こうすれば効率が良くなるのでは?」「時間短縮できるのでは?」と、いかにみんなの仕事がやりやすくなるかを考えています。

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4. 嬉しかったエピソードを教えてください。
以前、Excelデータに、入力ミスが発覚したんですが、手入力ではやはり間違いが起こりやすいということで、システムを作り直しました。また、Excelではなく変更が利かないPDFデータにして提出するなどの改善案を出しました。その後トラブルは発生していません。
自分主導で改善された内容がずっと残り、他の人もそれを使って仕事をしているのを見ると嬉しく思いますね。 逆に大変だったのは、4月に合併した時のこと。マニュアルなど変更しなければならないものが多く、引き継ぎも大変でした。ミスをしないようこまめにメモを取り「やらなくてはならない一覧」を作って乗り切りました!

5. 仕事で身につけたスキルや成長したことを教えてください
私の重要な仕事の1つは、「マニュファクチャーアシスタント」と呼ばれる、技術職の方のアシスタント業務です。もちろん技術面でのお手伝いはできませんが、例えば過去のデータから原料の価格を調べたり、その変動をチェック・調査したりすることでサポートしていきます。技術職の方に限らず、いろんな人からの「こんなことをやってほしい」「こんなものがあればいい」という要求に対し、ひとつひとつ対応していくよう心掛けています。
他にも、共有のスケジュールを見てお客様が来るのであれば昼食の用意が必要かどうか、打ち合わせがあれば資料の作成、新しい製品の受注があれば原料を購入するかなどを確認します。常に先のことを考えて行動することが私の仕事の重要なポイントです。

6. 将来の目標はありますか? また、ご自身の強みは何だとお考えですか?

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自分の強みは、臨機応変に対応ができること。前回こうだったから、ではなく、状況に応じて対応し、毎回同じようにはならないと考え、その場に応じた行動を心がけています。大学の時に部活の幹部をしていた際、他の部活の幹部と交流し、様々な問題を解決した経験から、人をサポートする力も養われたと思っています。
将来的な目標は、技術職員のアシスタントとして「求められたことをスピーディにこなす」こと。経験と勉強を重ね、事務職全員が同じスタンスで仕事ができることが理想です。その為、事務員として一緒に働く方には、やはり自主性や協調性を求めます。

7. 就活生にアドバイスをお願いします
アシスタントとして、自分から技術職員に「何をすればいいのか」と声をかけられることも重要です。ネットや就職情報誌をみるだけではなく、自分の足で直接説明会や選考会にいき、いろんな人、いろんな企業と出会ってほしい。そのチャンスを見逃さないで頑張ってくださいね。

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先輩3
(薬品開発チーム兼製造・品質保証チーム)
佐野 千明
2008年入社 理工学部 バイオサイエンス学科卒

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1. 御社との出会いや入社の動機を教えてください
募集要項に「研究職」と書かれており興味を持ったこと、国内シェア99%だというのに、まだまだ成長し続けている会社である点に感銘を受け、自分もその中で貢献したい、活躍したいと思いました。

2. 現在の業務内容を教えてください。
薬品開発チームと製造・品質保証チームに所属。薬品開発チームでは、紙を抄造する機械(抄紙機)の汚れを防ぐ薬剤の開発に関わっています。古紙由来の汚れによって抄紙機が汚れてしまうと、その製品の品質悪化や生産率の低下を生み出してしまいます。それを防止するために抄紙機をコーティングし、汚れが付着しないような薬品組成の提案をしなければなりません。そのため、実験方法やどんな薬剤を使用して作ればいいのかを決定するためのデータ取得を行っています。
品質保証では、購入業者や協力会社の品質管理のほか、原材料・出荷前検査、半年ないし1年の品質検査などを行っています。

3. 仕事でやりがいを感じることは何ですか?また、嬉しかったエピソードを教えてください。
問題が起こる現象は、複合的要因で発生している場合が多いのですが、実験の場合はその中から1つを抽出し、薬品の性能比較を行う必要があります。1つずつ行うため、最も可能性が高い問題要因を見つけ、その実験で薬品候補を選定していきます。自分が組み立てた実験方法が、トラブル解決の糸口になったときが「この仕事をしていてよかった」と思う瞬間です。

4.仕事で身につけたスキルや成長したことを教えてください

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「協働性」です。協働者が、個々に思いを持ち問題を解決しようとしているため、自分では考えつかなかった意見を聞くこともありますが、それを自分の中にしっかりと落とし込み、その上で「自分には何ができるか」を考え行動するようになりました。

お客さまの課題に対し、解決策は一つの場合もありますが、必ずしも一つとは限りません。多くの意見を聞くことで視野が広がり、いろいろな角度から問題に取り組めるようになることが大切です。
また、仕事をこなすスピードも重要。お客さまによっては24時間稼働しているところも少なくありませんので、課題をより早く解決することが大切です。そういう意味で、この仕事にコミュニケーション力は必要だと言えるでしょう。
と言いながら、実は私はとても口下手で、以前は人と話すよりひとりでコツコツ何かをしている方が好きなタイプでした。本当に成長できたと感じています。

5. 将来の目標はありますか?
現在の技術では不可能だとされている課題があります。例えば、紙の上に、あるものを乗せたら油染みができた。するとそれはもう製品にはなりませんから、それが何なのかを調べ、原因を突き止めなくてはなりません。でもその原因がどこにあるのかは、状況から推測するしかないんです。そんな課題に対し、実験や分析方法を確立することが、私の将来の目標です。また、品質保証の面でも今は一部しか担当していませんが、品質保証の一連の工程を知ったうえで、製品に必要不可欠な性能を見つけていけたらと思っています。

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6. 就活生にアドバイスをお願いします
私自身の就職活動は、なかなかうまくいかずもどかしい日々を送っていました。焦りもありましたし、将来に対する不安も大きかった。でも今考えると、そんなにマイナス思考では結果が出せないのも当たり前だったかもしれません。
仕事を始めて実感したのは、目の前にある目標をひとつずつ達成させるために努力をすることの大切さ。知らないうちに大きな成果が得られているものです。ですから、就活や仕事だけでなく、プライベートにおいてもそんなに深くは考えず、いろんなことにチャレンジしてみるのもいいと思います。きっと良い出会いが待っているはずですよ。


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