SJC就活生応援コラム 就活Olle! vol.2:就職活動を始める皆さんへ

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今回は「就活スタート」で最初に手をつけるべき「自己理解」と「職業理解」についてお話したいと思います。

タイプ別自己分析のすすめ

自己分析

自分自身の性格や、好きなことと嫌いなこと、得意なことと苦手なこと、そして何がしたいか、どんな生き方をしたいのか、そうしたことを知るのが「自己理解」です。嫌いで、苦手で、やりたくもない仕事に就いてしまい、望んでいた生き方ができなくなるのはいやですよね? 自分の性格を知り、好きで得意でやりたいと思える仕事に就き、望んでいた生き方に近づけていくためにも、自己理解は必須となります。 ところが、この「自己理解」が結構難しいのです。つまずく場所が人によって違うので、タイプ別に分けてみました。

①自己理解が「浅い」人。例えば「人が好きだから営業」「食に関心があるから食品業界」程度の自己理解にとどまっている人です。一口に「人が好き」と言っても、そこをもっと深く分析していきましょう。「いろいろな人と会うのが好きor特定の仲間と一緒にいるのが好き」「人の話を聞くのが好きor自分が話すのが好き」「子供が好きor若者が好きor年配の方が好き」「人と関わるのは苦手だが人間観察は好き」など、「人が好き」という言葉にはまだ分析の余地があります。そして、そこからさらに掘り下げてみてください。「いろいろな人と会うのが好き」なのはなぜなのか? 好奇心が旺盛なのか、たくさんの人を笑顔にしたいという思いがあるのか、はたまた飽きっぽい性格で毎日新鮮な気持ちでいたいからなのか? そうした自分への問いかけをしてみるとよいでしょう。

②自己理解が「プラスに偏っている」人。自分自身を過大評価していたり、楽観視しすぎていたりするケースを指しています。例えば、「コミュニケーション能力には自信があります」と語る学生さんで、本当にコミュニケーション能力が高い人はごく稀です。とはいえ、この手のタイプが困るのは入社後ですし、自分で修正できる人も多いので、こと就活だけを考えれば問題は軽いといえるのですが、それでも就活で悩んでしまうタイプとしては「自分に欠けている部分が見えていない」人が挙げられます。例えば面接を通過できないタイプの1つに「質問されたことに対して答えられない」タイプの人がいますが、このタイプは自分が質問されたことに対して的外れな答えをしていることに気付けていません。本来ならマイナス評価を自分に下さなければならないのですが、気付けていないために修正することができず、いつまでも同じ理由で選考を落とされてしまうことになります。 これに気付くためには、周囲の声に素直に耳を傾けることが最も大切です。

③自己理解が「マイナスに偏っている」人。自分自身を過小評価しており、一見すると謙虚で控えめな性格に見えるのですが、内心では自信が持てず、常に不安を抱えています。「私には取り得がない」「社会で働いていけるか不安」などと感じている人がこれにあたります。 もちろん不安はあって当然ですし、謙虚なことは悪いことではありませんが、自己理解で大切なことは「等身大の自分を客観的に把握」することです。自信過剰になってはいけないのですが、適切な「自負」は持っても良いのではないでしょうか。また、自分の嫌いなところもリフレーミングしてとらえ直すことで、長所に転ずることも可能です。例えば「不安がちで心配性」なのは「確認を怠らない責任感」ですし、「自分の意見を主張できない性格」も「人の和を優先する自己犠牲の心」だともいえるのです。

④自己理解が「間違っている」人。プラス/マイナスに偏っているのではなく、そもそもベクトルがずれている人です。親の希望と自分の意思がすり替わっている人や、「私はこういう人間だ」と決めつけている人、「こうでなければならない」が「こうありたい」にすり替わっている人などがこれにあたります。冷静に自分の気持ちと向き合ったり、キャリアコンサルタントと面談をしたりして、少しずつ自分自身を客観視できるようになっていくことをお勧めします。

もちろん若いみなさんには、本当の意味での自己理解はちょっとハードルが高いかもしれません。それでも、現時点での仮説くらいは持っておきたいものです。

職業理解をすすめよう

そして、自己理解と両輪を成すのが「職業理解」です。
例えば「営業職」「人が好きだから営業」では不足です。もっと細分化して考えてみましょう。
大きく分けると、営業の仕事はBtoC(一般消費者に売る)とBtoB(企業間での取引)に分かれます。また、新規開拓が主となる営業もあれば、既存顧客への営業が主となる営業もあります。後者はルート営業などもこれに含まれるでしょう。例えば、先の自己分析で「いろいろな人と出会いたい」という気持ちが強い人がルート営業の仕事に就いたら、どうでしょうか? 最初のうちはともかく、数ヶ月もすれば「会いに行くのはいつも顔なじみのお客様だけ」になってしまいますよね? 反対に、人見知りでアピールが下手だけれども深く知ってもらえれば信頼を築ける、というタイプの人は、一見、営業が苦手そうに思えますが、実はルート営業ならぴったり、かもしれません。
こうした視点に加えて、扱う商材の好き嫌いや、価格帯(金額が高い商品はじっくりお客様と関係を築く仕事になりますし、安い商品は広く浅い関係が多くなりがちだと思います)などを考慮して、職業選択と企業選択を進めていきます。入社してから「思っていたのと違う」なんていうことになる危険を減らすためにも、職業理解を深めていってください。
それから、決して「今の自分にできそうな仕事」を選択する必要はありません。そもそも新卒採用はポテンシャルでの採用ですし、冷たい言い方かもしれませんが、正社員の仕事で今のみなさんにすぐできる仕事などないと思った方がいいでしょう。ちょうど新しいスポーツや趣味を始めるときのように、みなさんは入社して一から仕事を覚えていきます。「今の自分にできそうかどうか」よりも「何年、何十年かかけてできるようになりたい。そうやって生きていきたい」と思える仕事を選ぶようにしてください。
ちなみに、親の希望も聞く必要はありません。「大企業に行ってほしい」「公務員になってほしい」などと言う親がいますが、親の言葉とは切り離して、自分自身の意思で大企業や公務員を選ぶのならそうすればいいと思いますし、自分の意思が親の希望とは違うのなら、自分の意思に従えばいいと思います。
みなさんはもう、大人なのですから。

自己理解×職業理解=納得就活!!

自己理解と職業理解

自己理解と職業理解ができたら、それを両立できる企業を探していくことになるのですが、やはりこれまで消費者としての目線しかなかったみなさんには、ことBtoBの会社に対する知識・情報が不足しています。あまり初期段階で希望業界を絞り過ぎてしまうと、こうした企業や業界を知らないままチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。最初は広く浅く、いろいろな情報を吸収し、世の中の全体像をつかむことをお勧めします。また、同じ業界、同じ職種でも、みなさんが求める働き方はそれぞれ異なることと思います。「平凡な日常なんてつまらない。毎日がむしゃらに働きたい」という人もいれば、「穏やかに自分のペースで働きたい」という人もいます。企業の社風にも目を向けて、企業研究を進めていくことをお勧めします。
これら自己理解、職業理解、企業研究の大切さは、みなさんもお分かりのことと思います。学内の就職セミナーや社会人との交流を深めるイベントに参加する、友人・家族と将来の話をしてみる、など方法は様々。SJCナビでも「SJC就活ゼミ」や「就活応援講座」を開催しますので、こうした学外のイベントもを積極的に活用することをおススメします。
新卒での就職活動は一度きり。この特権を最大限に生かして前向きに就活に取り組みましょう。楽しんだ分だけ、悩んだ分だけ、納得できる結果が皆さんを待ってます。

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