SJC理系就活生向けコラム 第5回「面接試験における頑張りどころ」

応援

【面接について】

採用選考にのぞむ理系の学生さんに向けての「応援ブログ」第5回目です。
今回は、実際の面接試験での体験を紹介します。

私は人事部門 採用の責任者として面接に臨んでいました。実際に質問をすることもあれば、回答に詰まってしまった学生さんにちょっとだけ助け舟を出すこともありました。 それぞれの学生さんのいいところをできるだけ引き出そうとしていたのです。
しかし、一方においては、この学生さんを会社に迎え入れたとして、社内でうまくやっていけるだろうか?という冷静な目でも見ていました。

【ある面接後の出来事】

場面は、集団面接。学生さんは5名、面接官は3名プラス人事部の私。

面接試験が終わって、控室に帰ってきたある学生さんの様子です。
もうガックリと肩を落とし、顔は真っ赤、今にも涙が……といった具合です。採用担当の女性社員が心配になってどうしたのかと尋ねるとこんな答えが。

「ほかの学生はスラスラ答えができて面接官もニコニコして聞いていた。でも自分はうまく答えられず、答えてもさらに深い質問がきて、しどろもどろになってしまった。面接官もみんな厳しい顔をしていた。それが2回、3回あったので途中で帰りたくなったが、何とか耐えました」
とのことでした。

その話を後になって聞いた私は、その学生さんに急いでメールしました。

「とってもよく頑張って答えてくれましたね。面接官もあなたのことを、よりよく知りたいがために質問が多くなってしまったのです。厳しい顔に見えたのは、真剣に検討しているからですよ」と。

その後、どうなったかというと、社長・取締役・人事が参加する採用判定会議で、文句なしの内定でした。

【企業はあなたのことを知りたい!】

会社側(面接者)からすると、「この学生さんは採用したい」となると、どうしてもいろいろ念押しをしたくなるものなのです。
逆に、「この学生さんは自社には向かないな?」となると簡単な質問をして頷いて聞いているわけです。

ですから面接官から厳しい質問が次々ときても、ここは頑張りどころと心得て、最後まで頑張ってください。会社側(面接者)も真剣です。この真剣勝負を乗り越えることができれば、きっと内定をゲットできるでしょう。自分を信じて、臆せずに、です。 面接

次号は6月9日掲載の予定です。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年 北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

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