理系就活生向けコラム第12回 グループディスカッション対策(4)

応援

【グループディスカッションでのアピールポイント】

採用選考にのぞむ理系の学生さんに向けての「応援ブログ」第12回目です。

今回は、グループディスカッションの最終回 試験官(面接官)にアピールするポイントについて、いくつか紹介します。

第10回目のブログで、採用担当者は、「グループディスカッションにおいてはコミュニケーションと協調性を見ている」と書きました。
また、短時間で一回きりのディスカッションで応募者の資質を見抜くのは至難の業であるとも書きました。

そんなグループディスカッションを乗り切るために、全般に共通して使えるポイントと、ここぞというときに効果を発揮できるポイントに分けて説明します。

【どんなアピールをすればいいの?】

全般に共通するアピールポイント

・楽しんで臨んでいるよ!という姿勢
自分の考えを披露し、他人の意見を聞く。そこからアイデアを発展させていく。
上半身を乗り出し気味に、目を輝かせて議論に参加する姿勢。
これは好印象です。

・人の発言に乗っかって発展させる
自分の考えだけを言ってそれでおしまい、ではつまらないです。前に発言した人と同じ方向性であったなら、それに関連付けて意見を膨らませて(自身の価値を付け加えて)話をしましょう。

・WOW!
「それいいね!」「ほんとう?」「賛成!」「それ、意外!」
会話を活性化させる感嘆詞をどんどん入れていきましょう。自分の脳だけでなく、みんなの脳も活性化させてしまいましょう。

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個別(状況別)アピールポイント

・敢えて反対意見を言ってみる
全員一致で結論に向かっている時に、敢えて違う視点から新鮮な見方を示してみる。
Devil’s Advocate という手法です。
ある結論に向かって議論が収束していく過程で、ヌケ、モレを防ぐことができます。
例えば、「こういう見方もできるのでは?」「○○のケースは当てはまらないよね」などです。

・原点に戻って
議論が拡散して、本題からそれていると感じたら、「そもそも○○は~だよね」と念押ししてメンバーの議論の方向性を確かめる。


・座席表(メンバー表)
初対面のメンバーでのディスカッションですが、できるだけ相手の名前を言って発言できるといいですね。
あるグループディスカッションでは、気を利かせて自分のノートに、座っている位置と名前を書いてテーブルの中心に置いてくれた学生さんがいました。とっても印象に残る気遣いです。

・ピクトグラム(図解)
ディスカッションの結論を発表するときに、模造紙などに書いて説明することがあります。箇条書きで書かれるケースが多いのですが、もしあなたに絵心があるのならば、絵や図を使って書くのもよいアピールポイントです。
相手に文章を読ませるのではなく、視覚に訴えてイメージを作ってもらい、説明者の話を聞いてもらうのです。人間の脳は、文章を読みながら、説明者の話を聞くといった2つを同時にできないからです。プレゼンテーションの基本ですね。


頭(脳)はクールに、身体はリラックスさせて、笑顔でみんなの顔を見て、楽しむくらいの気持ちで挑戦してください。


次号は7月25日掲載の予定です。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年 北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

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