理系就活生向けコラム第13回 観察すること

応援

【会社の素顔を見出そう!】

採用選考にのぞむ理系の学生さんに向けての「応援ブログ」第13回目です。

今回は、いかにして素顔の会社を見出すか?について書いていきます。
面接試験で企業を訪問する際の注意事項は、いろいろなところで聞いているでしょう。時間厳守や服装、受付でのあいさつなどです。面接時の面接官への対応だけでなく、訪問開始から終了まで常に見られていることを忘れずに、ということです。

【しっかり観察することが大切】

今回は、皆さんがそれとは逆に、企業の内部を観察して情報を得るためのヒントを紹介します。
よく「ブラック企業の見分け方」などの記事を見ますが、本当にブラックな企業であれば見破られないような対策をしているはずです。これを見破るのは至難の業でしょうが、皆さんの感覚で何か引っかかるものが見つかるかもしれません。もし複数の企業を訪問するならば、しっかり観察をすることにより比較検討ができ、より良い選択ができる可能性が高まります。

例えば、
・前の道(歩道)やエントランス周りの清掃は?
・受付係の対応は? 無人の受付の場合は、電話対応は?
・社内の掲示物は?(ここは企業の公式、非公式活動情報の宝庫です!)
・応接室の調度品は、掃除が行き届いている?
・トイレは?(遠慮せずにトイレを借りてチェックしてみましょう)
・通路、階段などの共有スペースは清潔に保たれている?
・社員さんたちの印象は?(服装、歩き方、顔つき、挨拶、など)
・社員さんたちの会話は?(目だけでなく、耳もつかって!)
・人事担当以外の社員さんも面接があるのを知っている?暖かく迎えてくれている?
など観察してみてはいかがでしょうか。

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【観察のポイント上級編】

《上級編》です
・社員間の接し方は?(上司・部下の関係 フォーマルorフレンドリー)
・業務上の電話の会話、来客との会話は?

本当にその会社でいいか迷ったら、あるいは決心するための決め手がほしいなら、《超上級編》として、(私も過去一度だけ実行したことを)紹介します。

私は朝の出勤時間のかなり前から、その会社の入り口の見える位置で、出勤してくる社員の様子を観察したことがあります。うつむいてけだるそうに社内に入っていくのか、元気はつらつとしているか? 社員同士が玄関先でどのように挨拶しているのか?を観察しました。ストーカーと間違われてはいけませんが、活気のある会社か?社内の人間関係はうまくいっているのかどうかを見ることができます。昼休みや退社の時間帯でもよいでしょう。

超上級編までやるかどうかは別にして、しっかりと観察しようと思ったら、面接の対策は事前に十分にしておいてください。そうでなくても緊張しまくりの状況でしょう。 少しでも観察する余裕をもって、将来働くかもしれない場所、先輩社員たちを観察してください。

次号は8月2日掲載の予定です。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年 北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

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