SJC理系就活生向けコラム 第Ⅰ期 今から準備しておくこと

応援

第2回 新聞を読もう(2)

前回(第1回)に続いて「日経新聞」についてです。

私は、30年にわたって日経新聞を読み続けてきました。日経新聞は家庭欄、スポーツ欄もあり、私に家族ができた後も購読を続けてきました。新聞広告も、とても参考になります。まさにビジネスパーソン向けの新刊書籍の広告は本選びに欠かせませんでした。私は掛川市の田舎に住んでいるため、近くに大きな書店がないので、書籍の広告や書評であたりを付けておいて、出張で都会に出かけたときに大型書店で実物を確かめてまとめ買いをしていました。
理系の学生の皆さんも、ご自分の専門分野の研究を極めるだけでなく、周辺の幅広い分野についても関心をもって知識を吸収してください。
そうです、T字型人材を目指してください。  

「T型人材」とは、特定の分野を究め、その深い専門知識と経験・スキルの蓄積を自らの軸に据えつつ、さらにそれ以外の多様なジャンルについても幅広い知見を併せ持っている人材のことです。 アルファベットのTの文字のタテ棒を専門性、ヨコの棒を視野の広さに見立てて、こう呼びます。

画像

池上彰の連載を読んでみよう!

さて、今回の本題に入りましょう。皆さんは小学生・中学生のころにNHK総合TVで「週刊こどもニュース」を見ていませんでしたか?
そのわかりやすい解説から、一般の大人から国会議員までがファンになったほどの番組でした。そこで、お父さん役をしていたのが池上彰さんです。NHKを退職しフリーになって、最近では、あちこちのテレビ局で、ニュース、社会情勢の解説番組のわかりやすい解説で評判の方です。

その池上さんが、日本経済新聞に「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」という連載を書いています。(毎週月曜日)ぜひ、月曜日には、学校の図書館で見つけて読んでください。
画像
(写真は、9月18日掲載の記事です。月曜版には「教育欄」があり全国の大学の情報・取組みなどが紹介されています。「科学技術欄」も充実しています)

大岡山というのは、東京工業大学のキャンパスのあるところです。同大学が理系学生に社会の勉強をということで池上氏を招へいしました。実際の授業の講義録をもとにしたコラムです。(池上さんは現在、同大学特命教授でもあります)

実際に社会に出ると、特に社外の方とビジネス上の話をする機会があります。その際には、いきなりビジネスの話に入ることはなく景気の話、社会情勢の話などのいわゆるスモールトークをします。

就活においても社会人になっている大学OBリクルーターと話す機会があると思います。ここで自分の専門のことしか話題がないビジネスパーソンは失格です。単に、就活対策だけでなく、将来を見据えて視野を広げていってください。

画像
このコラム(16年4月から17年3月)をもとに加筆・再編集した『池上彰の世界はどこに向かうのか』(日本経済新聞社)が出版されました。2017.4.25

こちらもぜひ参考にしてください。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年 北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

PAGE TOP ↑