就活生向け応援コラム 第11回 内定獲得に向けて

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内定獲得に向けて

皆さん、就職活動は進んでいますか?すべて順調という方は少ないでしょうね。予想されていたかもしれませんが、体力的にも、精神的にも、また金銭的にもつらい状況かもしれません。しかし、もうひと頑張りです。
このコラムでも、過去10回にわたり就活のスタートから最終面接の対策までを書いてきました。もう一度読み返して見てください。

就活の公式のスケジュールでは、3月からエントリー開始、6月から試験・面接スタートとなっています。しかし、現状ではすでに内々定を出している企業があるようです。内々定をもらった人が出始めると焦りを感じるかもしれませんが、やるべき準備をしっかりとして選考に臨んでください。

また、すでに思わしくない結果になってしまった方は、もう一度これまでの活動を振り返って軌道修正していってください。一人で考え込まずに、いろいろな方のアドバイスを聞いていきましょう。 それでは、個々の質問に回答していきます。


今月の就活キーワード:社長、代表取締役、CEOとは

Q1:希望していた企業に落ちてしまいました。これからどのように就職活動をすれば良いか悩んでいます。

すでに選考を始めている企業で、次のステップへ進めなかったということでしょうか。気持ちを切り替えて、新たにチャレンジしていきましょう。

ここで気を付けていただきたいことがあります。落ちてしまった(=選考の次のステップに進めなかった)ということの意味です。
一つには、「企業の求める合格基準に達していなかった」ということ。もう一つは、あなたに「人物評価、能力評価ともに合格なのだが、企業側の都合(採用人数、採用したい職種など)と合わなかった」ということ。
これら2つのどちらだったのかは、知りようがありません。したがって、必要以上に落ち込む必要はありません。これまでの試験・選考での自身の言動や行動を思い出して、うまくできた点、もう少し改善できる点、うまくできなかった点を整理してください。

特に、うまくできなかったと思う点については、しっかり対策して次に活かしてください。
学内や外部で開催される合同会社説明会などには積極的に足を運びましょう。企業ブースでしっかりメモを取って聞くだけでなく、人事担当者に声をかけて話を聞きましょう。

例えば、「どういう人材を求めていますか?」ではなく「自分は○○が得意、○○を専攻してきました、ぜひ御社で働きたい。活躍できる場はありますか?」くらいのアピール付きの質問をしてはいかがでしょうか。
また、面接対策をしてくれるところもあるので、自身の分析もできます。そして周りの学生の様子を見聞きして良い点は取り入れていきましょう。

まだまだ合説、企業の単独説明会などもあります。情報収集をしっかりとしてフットワークよく行動しましょう。

Q2:選考が上手くいきません…内定をもらっている友達もいて焦っています。アドバイスをお願いします。 

Q1でも少々触れましたが、焦る必要はありません。また、友達が内定をもらったからといって、あなた自身の就職活動には関係がないはずです。 少し整理して考えましょう。
(1)外に目を向けること、(2)自分自身に目を向けることです。

(1)・SJCナビなどのサイトから合同会社説明会や選考対策などのイベントを調べましょう。
・学内でどのような就活応援の取り組みがあるかキャリアセンター(就職指導室)に再度確認しに行きましょう。

「焦る必要はない」と書きましたが、積極的に行動することは必要です。6月の正式な試験・選考解禁前に確実にエントリーしておくことです。試験・面接に進める企業も複数確保できるよう頑張ってください。

(2)うまくいかなかったことの分析は必須ですが、同時にうまくいったことも書き出してみましょう(思い出すだけでなく書き出した方がいいです)。
うまくいかなかったところに引きずられて、うまくいっていることでの力を発揮できなくならないよう気をつけてください。(強みを認識してそこはさらに伸ばすことです)

うまくいかなかったことについては、分析をしましょう。改善程度ではなく大胆に変身するくらいの気持ちでやってみてください。
また、うまくいかなかったことこそ、周りの人のアドバイスをもらうようにしてください。自分一人で考えても思考が堂々巡りになってしまいます。突破口を見つけるヒントをもらうのです。

繰り返しになりますが、焦りは禁物、しかしアンテナを高く上げて情報収集し、積極的に行動してください。来年4月1日、晴れて社会人1年生になるためにするこの頑張りは、社会人になって仕事をしていく上でも役にたちます。

SJCエージェント

面接

ここで、もう一つ新しい就職の形「エージェント」を介した就活をお知らせします。

これからは、ますます一般的になってくると思います。(すでに企業のキャリア採用ではこの形が一般的です)
このサイトを運営しているSJC就職情報センターに「SJCエージェント」というサービスがあります。

SJCエージェントは、求人企業からの「こんな学生を採用したい」という要望と、学生の皆さんの「こんな企業に入りたい」という希望を受けて、プロの就活アドバイザーが、学生の皆さんには個人の適性や希望にあった企業を、企業側には戦力となりうる学生を紹介するサービスです。就職のプロが一人ひとりに合わせた就職活動をサポートする新たな就活のスタイルです。
(SJCエージェントhttp://www.sjcnavi.com/agent/
詳しくは、上記のサイトを見てください。

この仕組みのいいところは、
(1)採用したいと考えている企業が本気であるということです。さらに、具体的にどのような学生を採用したいか明確にしていることです。

(2)企業側からの要望をSJCエージェントの担当者が聞き取り、登録している学生とマッチングし、面接したうえで企業に紹介します。

(3)学生は、SJCエージェントの担当者との面談を通して企業の選考に進めるため効率の良い活動ができます。学生側には金銭的な負担や一般の就活における制限はありません。

いま進めている就活と並行して、SJCエージェントの利用もおすすめします。

Q3:内定辞退の際に気をつけること、マナーを教えてください。

先月のコラム(第10回のQ3)でも少しふれました。
「もしもめでたく内定を獲得した後に本命企業の内定が出たり、進路変更(上級の教育機関への進学や公務員など)の状況になったりしたら、すぐにこの企業に「内定辞退」を伝えましょう。最低限のマナーとして確実に実行してください」

企業側がどのように考えて内定を出しているかを紹介します。採用できる人数には限りがあります。いくら実力が見込めて採用したい学生さんがたくさん応募してくださっても、最終的には採用予定数以上には内定を出しません。ということは何名かの方々には不合格を通知しなければならないのです。
一方、学生さんたちが複数の内定を獲得することも想定しています。だからといって、まともな会社であれば、内定を乱発したり、必要数以上採用をしたのちに辞めさせていくようなことはしません。

全国の多くの企業が10月1日に一斉に「内定式」をやるのは、本当に自社に来ていただけるかを確認する意味があるのです。内定をいくつも持っていても、身体は一つだからです。
では、実際に辞退する際のマナーについてです。

内定を辞退すると決めたら速やかに電話で採用担当者に連絡を入れましょう。そこではっきりと「内定を辞退します」と伝えます。
辞退の理由をいろいろ聞かれるでしょう。あまり詳しく答える必要はないですが、嘘や言い訳はいけません。「他社からのオファーのほうがより自分に合っていた」「最後まで迷ったうえで決断した」くらいの表現でいいと思います。文書で回答するようにと言われた場合には、就活本やネット上の例文を参考に書けばよいでしょう。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

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