就活生向け応援コラム 第4回 どのような就活準備をしたらいい?【1】

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Q1.企業によって異なるとは思いますが、資格やTOEIC、アルバイト経験の有無などで採用基準が左右されることはあるのでしょうか?

◎資格や技能について
資格の有無で採用の合否が決まるか?というとそういったことはありません。
企業側の基本的な考え方は、仕事で必要な技能や資格は入社後に取ればいい、というものです。学校を卒業してからも学び続けていく姿勢が大切です。
説明会や面接時の逆質問で、卒業までに学んでおくべきこと、就労後に必要となる資格や技能を尋ねるのもいいでしょう。

資格や技能がもしあるのなら、履歴書に書いておきましょう。しかし、なんでも過去に取得したものを書いておくのはよくありません。
例えば、漢検3級(中学程度)準2級(高校程度)や英検3級(中学程度)準2級(高校中級)は避けた方がいいでしょう。

TOEICに関しても、大卒新入社員の平均スコアが450ですので、これ未満であれば書かないほうが無難です。「一度受験経験がありますが、予想以上にスコアが悪かったので1年後には600を目指して挑戦中です」のように面接で決意表明するのは好印象を与えるでしょう。
TOEICの場合は、2回3回と受験を重ねると、試験への慣れ(出題傾向の把握、時間配分の上達)でスコアが結構伸びるものです。静岡県内でも試験場がありますし回数も多いので挑戦してください。

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Q1.企業によって異なるとは思いますが、資格やTOEIC、アルバイト経験の有無などで採用基準が左右されることはあるのでしょうか?

◎アルバイト経験について
アルバイト経験があればプラス、経験がないのはマイナスとはなりません。
では、面接官がアルバイト経験について質問する理由は何でしょうか?実際に働いてお金を稼いだ経験があるか、社会人と一緒になって指揮命令下で労働した経験があるかの2点です。
家庭と学校という世界以外に外の世界を知っているか、を聞きたいのです。

「親がやりくりして学費は出してくれたので、生活費は自分でアルバイトをして稼いできました」「親が学校を出るまでは学費も生活費も出してくれましたのでアルバイトはしてきませんでした。働き始めたら金銭面も含めて親孝行します」どちらのケースでもこういった回答ができれば、面接ではOKです。
逆に、「アルバイトに明け暮れてあまり授業にも出ず成績が振るわなくなってしまいました」といった回答はNGです。

アルバイトをした経験があるとすれば、金銭を得たこと以外にどういった学びがあったかを回答できるようにしておきましょう。
皆さんの頑張りでアルバイト先に貢献したことでもいいです。失敗したこととそこから得られた教訓、社員の方から叱られたこと、教わったこともあるでしょう。将来手本としたくなるような働き方をしている社員の姿などのエピソードを話すのもいいでしょう。

「2:サークルや部活に入っていない場合のアピールの仕方」はこちら。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

*Jerryとは:以前、外資企業に勤めていたことがあります。アメリカ人の社員たちは社内でも、お互いを「姓」ではなく「名」の方で、それもニックネームで呼び合います。Jun’ichiという名前は長くて発音しづらい、覚えられないということで「お前はJerryということでよろしく」となり、つけられた呼称です。体もあまり大きくないので“Tom & Jerry”のJerryのイメージもあったのでは?厳しい仕事をしながらも、このような職場内の人間関係を楽しいものにしていくAmericanなスタイルは、日本の職場でも学ぶところがありますね。

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