就活生向け応援コラム 第4回 どのような就活準備をしたらいい?【4】

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Q4.就きたい職業が決まらなくて困っているのですが、どうしたら見つけられますか?

マネジメントを発明したといわれるP.F.ドラッカーの言葉に「最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。しかも、得るべきところを知り、自分に向いた仕事に移れるようになるには数年間を要する」というものがあります。

職業選択を真剣に考えている質問者にしてみれば、「そんなこと言われても、じゃあどうすればいいの!」と言いたくなるでしょう。でも、周りの人生のベテランに聞いてみてください。「そういわれればその通りだったな」という答えが返ってくるでしょう。
一方で、周りには「証券マンになってどんどん成績を上げてリッチになる」「バイオの研究一筋で生きていく」「マーケティングスペシャリストになれるならどんな業種でも飛び込んでみる」という具合に精力的に動いている人もいるでしょう。こういった人たちを見ると、焦ってしまいますね。
では、どうするか?

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1.どんな職種が世の中に存在するのか、今一度、視野を広げてみてみましょう。
就活本でもいいですし、最近では、AIの登場で新しく生まれる職業・消えてしまう職業といった本が出ています。これらの資料からいくつか気になった職種について、自分がその職種についたらどんな働き方をしているだろうか想像してみるのです(妄想でもかまいません)。

2.職種を念頭に置かずに、自分の得意な働き方(仕事の仕方)を考えてみましょう。
働いた経験などはほとんどないでしょうから、勉強・研究やグループ活動での行動を思い起こしてみましょう。
几帳面な性格ですか?、奇抜な発想で周りを驚かせることはありますか?、周りの人の気持ちが読めて共感性がありますか?、先頭を走るリーダータイプですか?、猪突猛進型リーダーのヌケ・モレをフォローしていくタイプですか?、etc.
こんなところからも職業適性が見えるかもしれません。

3.一人で深く考えるのも大切ですが、周りの大人にも相談してみましょう。
「ストレートにどんな職種を選んだらよいか?」を聞く手もあり、「どんな子供だった?どんな性格に見える?どんな時に生き生きしているように見える?」などヒントをもらうのもいいでしょう。あまり焦って一つに絞らないほうがいいですよ。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

*Jerryとは:以前、外資企業に勤めていたことがあります。アメリカ人の社員たちは社内でも、お互いを「姓」ではなく「名」の方で、それもニックネームで呼び合います。Jun’ichiという名前は長くて発音しづらい、覚えられないということで「お前はJerryということでよろしく」となり、つけられた呼称です。体もあまり大きくないので“Tom & Jerry”のJerryのイメージもあったのでは?厳しい仕事をしながらも、このような職場内の人間関係を楽しいものにしていくAmericanなスタイルは、日本の職場でも学ぶところがありますね。

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