就活生応援コラム 第5回 皆さんからの就活の質問にお答えします【1】

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Q1.インターンシップ参加後に企業へお礼の手紙やメールは必要ですか?

3つのケースに分けて回答します。
  • 1.半日、一日程度の内容で採用選考に挑戦しないと判断した企業の場合
  • 2.興味を持った・採用選考に挑戦するかどうか迷っている企業の場合
  • 3.ぜひ採用選考に進みたいと思った企業の場合
  • ☆企業の人事(採用)担当者が思っていること
  • ☆注意点
  • 2019年8月掲載

    1.半日、一日程度の内容で採用選考に挑戦しないと判断した企業の場合

    とくにお礼の手紙やメールは必要ないでしょう。
    インターンシップに参加したときに、氏名・学校名・連絡先など企業側に伝えているので、企業は必要があれば、あなたに連絡を取ることは可能です。
    その時点で、あなたが就職先として候補に挙げていないのであれば、お礼のみ伝えればよいでしょう。

    2.興味を持った・採用選考に挑戦するかどうか迷っている企業の場合

    定型の例文があります。ネットで検索すると多くのアドバイスがのっています。単に「礼状」ではなく「インターンシップ参加のお礼」という様に検索してみてください。
    例文のコピペではあまりにも素っ気なく、企業側の人事担当者にも丸わかりです。インターンシップでの感想、役にたったことなどを簡単に書き添えるといいでしょう。
    メールでも手紙でもかまいません。

    3.ぜひ採用選考に進みたいと思った企業の場合

    必ず出しましょう。
    完璧なものを作成してからと考えて、お礼のメールが遅くなってしまうのは避けたいものです。
    2で説明したように基本的な例文があるのでそれを使ったうえで、採用選考に挑戦したいという気持ちを伝えましょう。
    2では、感想や役に立ったことを添えるようにアドバイスしましたが、それらに加えて、その場で学んだことや思っていたイメージがより確かなものになったことなどを具体的に書いて、挑戦意欲を伝えましょう。
    手書きの礼状がベストです。気持ちが伝わります。
    どうしても苦手であればメールでもダメということはありません。ただし、インターンシップが終了したその日か翌日の午前中には送信しましょう。

    ☆企業の人事(採用)担当者が思っていること

    画像
    接触のあった学生さんに関しては、採用選考前であってもきちんと管理しています。あなたが正式に応募してきたら、インターンシップに参加、礼状受領という具合に個人別プロフィールが作られていきます。

    また、人事担当者はインターンシップを実施してみて、学生さんたちにとって有意義な体験を提供できたかのフィードバックがほしいと思っています。
    ですから、あなたの礼状やメールに書き添えられたコメントは貴重です。いいことばかりでなく、物足りなかった点なども書いていただけるとありがたいのです。
    いいコメントやなるほどと思わせる指摘をしてくださった学生さんについては、しっかりと印象に残ります。

    ☆注意点

    今後、企業(人事担当者)とのやり取りが多くなっていきますが、それらに共通する注意点をいくつか挙げておきます。

    ・社名、職名
    会社案内、ホームページでしっかり確認しましょう。㈱ではなく「株式会社」ときちんと書きましょう。
    「株式会社」は前についていますか?後ろですか?漢字の間違えにも注意しましょう。(「鉄」ではなく「鐵」といった旧漢字を使っていることもあります)担当者の職名、人名漢字にも注意しましょう。

    ・あなたの情報
    学校名、学部・学科名、学年、連絡先など正確に書きましょう。メールアドレスを手書きする場合には丁寧に書いてください。数字、アルファベット(大文字、小文字)ハイフン、アンダーバーなど。
    私が人事担当者だった時も採用選考の過程で、メールで連絡が取りたくてもできなかったケースが必ず何件かありました。

    ・日付
    日付は必ず書くこと。和暦、西暦どちらかという問題がありますが、礼状やメールの場合は気にしなくていいでしょう。今後の提出書類については、日付の記入欄が西暦であれば西暦で、という判断でいいでしょう。履歴書などは和暦の後に括弧書きで西暦(逆でも可)と表記するととても親切です。[令和3年(2021年)3月卒業予定]といった書き方です。

    ・「様」と「御中」
    会社宛てや、担当部署名宛てにお礼状を送る際には「御中」、個人名まで書いたならば「様」と覚えておきましょう。

    ※次回Q2は8月下旬ごろ掲載の予定です。

    【プロフィール】

    履歴書

    Jerry O. (大庭 純一)
    1956年北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
    ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
    会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
    人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
    面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

    *Jerryとは:以前、外資企業に勤めていたことがあります。アメリカ人の社員たちは社内でも、お互いを「姓」ではなく「名」の方で、それもニックネームで呼び合います。Jun’ichiという名前は長くて発音しづらい、覚えられないということで「お前はJerryということでよろしく」となり、つけられた呼称です。体もあまり大きくないので“Tom & Jerry”のJerryのイメージもあったのでは?厳しい仕事をしながらも、このような職場内の人間関係を楽しいものにしていくAmericanなスタイルは、日本の職場でも学ぶところがありますね。

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