就活生応援コラム 第5回 皆さんからの就活の質問にお答えします【2】

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Q2.静岡にUターンするか迷っています。首都圏(他県)と静岡の就活を両立させることは難しいですか?

質問者の方は、静岡県内の出身で首都圏(他県)の学校に進学し、就活にあたりどのように動いたらいいかを考えておられるのでしょう。

首都圏(他県)での就職を念頭に活動して、うまくいかなければ静岡にターゲットを移す。あるいはその逆もありますね。ただし、両方とも中途半端な活動になってしまい、結果が出ないことがあります。

職種を絞ることはもちろんですが、「どこで働くのか」についても、できるだけ早くターゲットを絞ることをおすすめします。
学業(授業や専門研究)やクラブ・サークル、アルバイトなどと並行しての就活は、想像以上に厳しいものです。採用選考の段階に入るとさらに忙しく、あわただしくなります。

情報を入手するためのチャンネルをもつことが大切です。

Uターンといっても、
(1)最初から静岡県内限定で活動している企業に就職するケース
(2)首都圏(他県)に本社を置いて全国的に事業展開している会社に就職して、おいおい静岡県内の拠点に転勤するケース
(3)現時点で勤務地は考慮せず希望の会社で力を付けて、30代、40代で県内の企業に転職するケース

などが考えられます。

ここでは、(1)のケースについてお答えします。

一番大切なのは、情報を入手するためのチャンネルをもつことです。
静岡県内で就活をする学生さんと比較すると、入ってくる情報量が少ないのです。
また、首都圏(他県)の学校(進路指導室)が持っている静岡県の企業情報や就職サポート体制も弱いのは致し方ありません。ですから積極的に情報を取りにいかなければなりません。

皆さんが、いま見てくださっているSJCナビは静岡県の企業情報を多く持っています。
首都圏(他県)でもイベントを開催しています。
「しずおかUIターンセミナー」という就活イベントを12月14日(土)に東京会場、12月中旬に大阪会場で開催します。静岡県外で静岡県の企業を知ることができる貴重な機会ですので、是非参加しましょう。

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そして帰省時には、OBや企業との接触を試みてください。

また、公的な機関を使うのも有力です。静岡県が首都圏(他県)に進学している学生さんたちのUターン就職をバックアップしています。
「静岡U・Iターン就職サポートセンター」とは、静岡県へのU・Iターン就職を希望する学生や既卒の方を対象に、就職支援を行う静岡県の機関です。
静岡県での就職に必要な情報をタイムリーに提供するとともに、就活マナーの指導や個別の就職マッチングまで、就活をサポートしています。JR山手線・目黒駅のすぐ近くです。
一度、早めに訪問してみてください。(東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル6階)

企業側の考え方を紹介します

最後に企業側の考え方を紹介します。

すべての企業がそうだとは断言できませんが、以前に私が採用の責任者をやっていた企業の考え方と同様の企業がたくさんあります。
それは、静岡県内で事業展開する企業でも、一度県外で学び、自活して学生生活をしているという経験を高く買うということです。

生まれ育った静岡県を離れて、外から静岡県を観察してどう感じますか?
親元を離れて、自分で生活して得たものは何でしょうか?ちょっと考えてみてください。皆さん自身が考える以上に、貴重な経験を積んでいるはずです。情報量が少ない、時間の制約や交通費などの経済的負担といったマイナスはありますが、けっこう大きなアドバンテージがあります。自信を持って挑戦してください。

※次回Q3は9月上旬ごろ掲載の予定です。

【プロフィール】

履歴書

Jerry O. (大庭 純一)
1956年北海道室蘭市生まれ、小樽商科大学卒業。静岡県掛川市在住。
ドラッカー学会会員。フリーランスで、P.F.ドラッカーの著作による読書会、勉強会を主催。
会社員として、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務。
人事、総務、経理などの管理部門に携わる。採用は、新卒、キャリア、海外でのエンジニアのリクルートを担当。
面接を重視する採用と入社後のフォローアップで、早期離職者を出さない職場環境を実現させてきた。

*Jerryとは:以前、外資企業に勤めていたことがあります。アメリカ人の社員たちは社内でも、お互いを「姓」ではなく「名」の方で、それもニックネームで呼び合います。Jun’ichiという名前は長くて発音しづらい、覚えられないということで「お前はJerryということでよろしく」となり、つけられた呼称です。体もあまり大きくないので“Tom & Jerry”のJerryのイメージもあったのでは?厳しい仕事をしながらも、このような職場内の人間関係を楽しいものにしていくAmericanなスタイルは、日本の職場でも学ぶところがありますね。

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