株式会社 マルト神戸屋

「お客様に小麦本来の美味しさを味わっていただきたい」
その一心から、昔ながらのつくり方にこだわり、業界で初めて無添加の食パンの量産化に成功。
以来、頑ななまでに「Fresh&Pure」の企業理念を貫き通している。

メンバー紹介

メンバー紹介

人事担当者インタビュー

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1. 事業内容について教えてください。
弊社は神戸屋グループの一員として、パンの製造を行い、主に東海地方の静岡県、愛知県、岐阜県の一部のエリアへ販売しています。
神戸屋ブランド商品のほか、マルト神戸屋のオリジナル商品も手掛け、地元の大手スーパーをはじめ、ローカルスーパー、コンビニエンスストアなどに卸しています。
また、2014年度から浜松市を中心に、60校ほど学校給食用パンの提供を始めました。

2. 同業他社と比べて、貴社の強みを教えてください。
企業理念である「Fresh & Pure」のもと、イーストフードと乳化剤無添加にこだわっています。この二つは、パンを製造するのにとても便利な材料なのですが、昔ながらの製法を守り、小麦本来のおいしさを味わっていただけるよう努めています。
今でこそ「無添加」を売りにするパンも少なくありませんが、弊社はその先駆けです。
今ではすでに浸透したブランドイメージでもある【神戸屋=イーストフード、乳化剤無添加】が、一番の強みだと考えます。

また、神戸屋はグループ企業制度をとっているので、各グループ会社がそれぞれお客様の意見をすぐに反映し、商品化できることも弊社の強みです。

3. 貴社で働く魅力は何ですか?
社員の平均年齢は33~35歳で、若手でも自分の意見を発信しやすく、責任ある仕事に携われる環境です。自分の考えを具現化させたり、チャレンジできたりする点は大きな魅力ではないでしょうか。上司も「まずはやってみよう」と背中を押してくれる風土があります。

4. どのように知識や技術を身につけるのでしょうか?人材育成について教えてください。
入社後はじめの1ヶ月は、集中的に研修を行います。最初の1週間は社内をよく知ってもらうための研修や、チームワークを作るための屋外研修を行います。その後1~2ヶ月間は実際にパン作りを体験して、商品の製造過程を知ってもらいます。
それぞれの部署に配属された後は、実際に仕事をしながら知識と技術を身につけます。そのほか、年に5回行われる社員研修では同期が集まり、技術と知識の両面を学んでいきます。また、社内通信講座でパソコンやマナーを学べるなど、自己啓発のための環境も整っています。
特に「パン技能検定」は、2年の実務経験が必要となるため、該当する社員には定期的に声かけをし、取得を促しています。資格を持つ先輩からアドバイスを受けながら、皆さん頑張っています。

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5. どのように新しい商品を作るのですか?新商品の企画について教えてください。
営業部と生産部が会議を設け、新商品について話し合います。生産部が提案する旬の食材と、営業が持ち帰ったお客さまや販売店からの要望を組み合わせ、試作と会議を重ねてようやく商品化となります。
商品のパッケージは主に営業企画課がデザインの原案を決めていきます。

6. 必要な資格や資質はありますか?また、学生時代に学んだり、経験しておくと貴社の仕事に生かせることはありますか?
弊社は、卒業学部も不問ですし、取得が必須な資格もありません。パンの知識は入社後にしっかりと学べる環境ですので、学生時代はそのときにしかできない体験をしてください。サークル、アルバイト、趣味、スポーツなどたくさん経験をして、今いる社員とはまた異なる考え方を持って入社し、それを仕事に生かしてもらいたいですね。

7. 新入社員の方は、入社後はどのような業務に携わっていますか?
研修が終わり、各部門に配属されたあとは、OJT(On-the-Job Training:日常業務を通じた職場内教育訓練)を中心に学んでもらいます。パン作りは職人と一緒で、知識と技術の両方が必要です。仕込み、成型、焼成、仕上げと一連の工程を一人前にできるようになるには、通常3~5年必要だと言われています。
感覚や経験を身につけながら、ラインを任せられるような管理職を目指してもらいます。

8. 新入社員に期待すること・将来どのような人材になってほしいですか?
今までの社員とは違う、新しい考え方を見せてほしいですね。
知識というよりは、若い世代の力を、どんどん披露してもらいたいと思います。 新たな戦力として、大いに期待しています。

9. 今後の展開について教えてください。
企業理念である「Fresh & Pure」に基づき、浜松や静岡産の食材を使った、地産地消への取り組みに力を入れています。直近ですと、県内メーカー統一ブランドである「みるしず牛乳」を使用したあんぱん「ミルク&つぶあん」を発売しました。
最近は、消費者の方のニーズの変化が早いため、これからもその変化に即した形での商品開発が重要だと考えています。

10. 就活生にアドバイスをお願いします。
いろいろと幅広く企業を見てみると良いと思います。例えば「製造業」といっても、弊社のように「食品」を扱う企業もあれば「自動車」を扱う企業もあります。業種などを一つに決めずに、様々な企業を見てみてください。
また、自分自身を積極的にアピールすることも大切です。弊社は人物本位の採用活動を行っているため、面接を重視しています。
弊社に限らず、面接では自分の強みは何なのかを、しっかりと答えられるようにしておくことと、なぜその会社を選んだのか、志望動機も明確に答えられるようにしておくと良い結果につながるはずですよ。

取材学生の様子

先輩インタビュー1【2008年入社】
倉田 祐希さん
物質生命科学科卒
品質管理室 係長

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1. 入社動機をお聞かせください。
私は高校時代から、神戸屋の「カスタードメロンパン」が大好きで、学食でよく購入していました。
大学では食品にかかわることを学んでいたので、それを生かせる職業に就きたいと考え就職活動をしていたところ弊社が目に留まり、第一志望で入社を志望しました。

2. 入社前と入社後にイメージ変化がありましたら、教えてください。
入社前は、オートメーション化された工場を少人数で回しているのだろうと思っていました。しかし、予想以上に人の手が携わる製品が多く、ひとつの製品にたくさんの愛情をこめて作っているのを感じました。

3. 現在の仕事内容を教えてください。
私は「お客さま相談室」を担当しています。コールセンターでお客さまからのお申し出やご意見のほか、クレーム対応も行い品質改善に努めています。
また、品質管理部門も担当しており、工場内で点検を行い、製品の品質の確認や衛生状況のチェックをしています。さらに、新製品や既存製品の微生物検査などを実施しています。

4. 一日の仕事の流れを教えてください。
普段はコールセンターでお客さま対応を行っています。
工場に入って仕事をする日は、午前中は製品の微生物検査、午後からは工場内点検を行い、使用する材料に不備がないか、製品が規格に沿っているか、包装工程に問題がないかなど、ラインごとの点検を行っています。

5.パン作りというと手先の仕事というイメージですが、体力が必要な仕事なのですか?
工場は24時間体制なので、夜勤が続くと肉体的にキツイと感じることもありましたが、だんだんと体力もつき、慣れていきました。

6. 職場はどのような雰囲気でしょうか?
とても明るく和やかな雰囲気です。ですが、社員はただ明るいだけではなく、ミスがあればお互い注意をしあい、困れば周りで助け合うなど、信頼関係を持って働いています。
また、弊社は社員旅行も多く、バス旅行が年に2回、ボウリング大会も年3回行われます。部署やライン関係なく、飲み会もよく開いていますよ。

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7. 仕事でやりがいを感じることは何ですか?印象に残ってるエピソードを教えてください。
プライベートでスーパーへ買い物に行ったときに、自社製品が置いてあると嬉しいですね。買い物をしている方のカゴに製品が入っていると、もっと嬉しく思います。

また、コールセンターへお客様から「すごくおいしかった。これからも神戸屋さんを応援するから頑張ってね」というお言葉をいただきました。その後すぐにラインへ連絡し、感謝の気持ちを共有しました。

上司からこんなことを言われたことがあります。「品質管理部が製造して利益を生むわけではない。現場で働く従業員が頑張って製造することで利益が生まれる。現場で働く人が働きやすい職場を作っていくことが品質管理の大事な仕事だ」本当にそう思いますし、とても印象に残っている言葉です。

8. 仕事で身についたスキルや成長したことを教えてください。
品質管理部門にくる前は、食パンのラインの係長として、1ラインを任されていました。ラインを円滑に進めるためには人を動かす必要があります。ときには頼みにくいこともお願いしなくてはなりません。そんなとき、ちゃんと相手の気持ちを考えお願いすれば、相手もわかってくれるのだということを知りました。
仕事を通じて、現場で働く人たちの目線に立ち、広い視野で物事が見られるようになったと思います。 また、相手が困ったときには、全力で協力して助けることの大切さも知りました。

9. 将来の目標はありますか?
生産課長として新製品の立ち上げに参加し、自分で開発した製品を世に売り出したいと思っています。

10. 就活生にアドバイスをお願いします。
就職すると今後の人生が大きく変化するため、今は岐路に立っているという状態でしょう。 やりたい仕事はそれぞれにあると思いますが、それだけでなく、その会社で何がやりたいか、何をやりがいとするかが重要だと思っています。そのほうが、入社したあとの自分の未来を想像しながら働けるからです。
ぜひ「何をしたいか」を考え、目標を持って仕事ができるよう就職活動を頑張ってください。

先輩インタビュー2【2016年入社】
小楠 悠実さん
人文社会学科卒
生産部生産3課デニッシュ係

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1. 入社動機をお聞かせください。
もともとモノづくりに興味があり、その中でも「人々の暮らしに欠かせないものは何か」と考えたときに「食」が真っ先に思い浮かびました。そして、すでに日本の食卓に浸透している「パン」の製造に携わりたいと考えるようになりました。
弊社のパンは、イーストフード・乳化剤ともに無添加です。また、お客さまの意見をすぐに反映させる体制があるなど、商品に対するこだわりに大変魅力を感じ、入社を志望しました。

2. 入社前と入社後にイメージ変化がありましたら、教えてください。
パンの製造工場ということで、大きな機械で作っているというイメージがあったのですが、入社後、思いのほか手作業が多いのだなと感じました。
例えば、発注数の少ない商品については、フィリング(クリーム)を手作業で絞っています。クリームの厚さや固さを確認しながら、経験から得た感覚で絞っていくので、それを知ったときは「こんなに手の込んだことをしているなんて!」と驚きました。

3. 現在の仕事内容を教えてください。
デニッシュを作るラインで成型を担当しています。また、責任者としてほかのスタッフへの指示や機械の設定など、生産ラインの管理も担っています。
パンの発酵は、夏と冬で進み具合がまったく違ってきます。それを手の感覚だけで見極め、機械の設定を変更する必要があります。その感覚を早く身につけたいと努力していますが、まだまだ失敗もあり日々勉強です。

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4. 1日の仕事の流れを教えてください。
私は昼勤が主なので、7時に出勤することがほとんどです。工場に入ると工程表を確認し、最初に作る商品用に機械の設定や道具の準備を行い、時間になったらラインを動かし始めます。また、ライン責任者としてその後の商品切り替えがスムーズにできるよう、人員配置の確認や次の準備もしておきます。
商品切り替えの合間や、手が空いているときは清掃や洗い物、スタッフの休憩順を考え、スムーズに仕事が進むよう心がけています。

5. 手作業も多いとのことでしたが、体力も必要だと思うことはありますか?
そうですね。パン生地は、重いものだと1玉12キロほどあるものもあります。それを運ぶのは、女性の私には体力的にキツイと感じる時もありますね。

6. 職場はどのような雰囲気でしょうか?
わからないことは、聞けば皆さんわかりやすく教えてくださいますし、質問もしやすい環境です。困ったときは快くフォローしていただけるので、とても助かっています。
ラインにいると営業の方とは普段あまり関わらないのですが、忘年会などで「元気?」と声をかけてもらえると嬉しいですね。

7. 仕事でやりがいを感じることは何ですか?印象に残っているエピソードを教えてください。
パンの形が悪いなど、規格外で商品にならないものを「ロス」といいます。基準として、2~3%のロスは許容範囲ですが、自分がオペレーターをしたときに、ロスが少ないときは安心しますね。

【印象に残っているエピソード】
初めて1日オペレーターを任されたとき、頼りにしていた先輩がいらっしゃらなかったんです。そのときはとても不安で「トラブルがあったらどうしよう…」と思いながらも、仕上げ担当の方に聞きながら、なんとか1日を乗り切りました。
その後「先輩と変わらない出来栄えだよ」と言っていただき、とても嬉しかったですね。

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8. 仕事で身についたスキルや成長したことを教えてください。
私はどちらかというと、人に指示するような積極的なタイプではありませんでした。しかし、責任者を任されるようになった今は、そんなことは言っていられません。経験を積み、自分より前に入社したパート従業員の方にも、しっかりと指示を出せるようになりました。
また、複数のことを考えながら仕事を進める必要があるため、学生の頃よりも、周りを見ながら先を読みつつ行動できるようになったと思います。 成型作業にも慣れ、要領がわかってきてからは少し自信が持てるようになりました。

9. 将来の目標はありますか?
私は現在、責任者として現場を任されています。
責任者は、オペレーターをしながら人の管理もしなくてはなりません。スタッフの技量や休憩時間と商品の出荷時間を計算し、そのときどきで判断しなくてはならないことも少なくありません。
まだまだ力不足なところもありますがそれを解消しつつ、ラインでできることを増やし、いずれは商品開発にも携われるようになりたいと思っています。

10. 就活生にアドバイスをお願いします。
就職活動は「こうするべき」という正解はないと思います。多くの情報に振り回されることなく、自分のやりたいことや貢献できることなど、自分の軸をしっかりと持ち、体調に気を付けて取り組んでほしいと思います。

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